「N4に合格すれば日本で働ける」という言葉を信じて多くのミャンマーの若者が日本語を勉強しています。
技能実習や特定技能では介護職種を除けば、概ねN4合格(CEFR A2)レベルで日本で働くことができるような仕組みになっています。
「とにかく早く日本に行きたい」というミャンマーの若者たちの思いも理解できますし、外国人を雇用する企業もいち早い来日を願うことは理解できますが…
しかしN4レベルで日本に行くことはミャンマーの若者の将来にとって、そして受け入れる日本企業にとってWin-Winといえるのでしょうか?
N4合格といってもJLPTなどの日本語能力試験は約50%の得点率で合格します。
もしもギリギリ合格していた場合、N5,N4の学びの半分しか身についていないことになります。
またJLPTを始めとするこれらの試験は会話テストはありませんので、実際のコミュニーケーション能力については全く未知数ということになります。
短時間の面接では日本語力やコミュニケーション力を見抜くのは至難の技です。
N4レベルで入国した場合、本人も受け入れ側の日本企業(そこで働く人)もコミュニケーションの部分で非常にストレスを感じて仕事をすることになりますし、業務以外の労力も小さなものではありません。
TCIJP Kaigo & Japanese Schoolでは「日本で働き、生活する」に十分な日本語力を身につけてから日本へ行くことが何よりも重要だと考えています。
ミャンマーの若者には「N4で日本にいかない勇気」を、日本企業のみなさまには「N4で受け入れない勇気」をもっていただきたいと思います。